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合格体験記 私の司法試験合格法

海老原 弥生

平成26年3月明治大学法学部法律学科 卒業
平成28年3月明治大学法科大学院既修者コース 修了
平成28年度司法試験合格
第70期司法修習生

 

1 法曹志望の動機

 最初は、高校生の頃に、漠然と文系に進むならば弁護士になろうと思ったことがきっかけです。大学進学後、就職か、法科大学院へ進学するか、迷ったこともあります。しかし、大学の授業等を通して、私たちの生活の中での法律の重要性や、法律学の楽しさを知り、法律を使った仕事に携わりたいと思ったので、進学し司法試験合格を目指すことを決めました。
 
 

2 短答式の勉強方法

 短答式は、辰巳が出版している短答過去問パーフェクトと司法試験の過去問を利用しました。パーフェクトは、各肢の解説として、判例の知識が必要な場合にはその判例を長めに引用してあり、条文の知識が必要な場合にはその趣旨から丁寧に解説してあるので、体系的な知識の整理に使っていました。司法試験の過去問は、時間内に解く練習用に使っていました。判例、条文、学説等の知識から解ける問題は、これらを暗記していればすぐに正解を見つけられるので、時間短縮になる上、これらの知識は論文式でも使えるものなので、最低限の暗記は必要だと思います。
 
  

3 論文の勉強方法

 受験生がよく使っていると言われている演習書と司法試験の過去問を使って勉強しました。そして、論文は、書いたら必ず先生に添削してもらうようにしていました。司法試験の過去問等を実際に書いてみることで、知識や表現力の不足、時間配分等が分かるので、知識等に不安があっても早くから書いてみることをお勧めしたいと思います。
 
 

4 使用した主な基本書・演習書

・憲法:百選、芦部信善・高橋和之補訂『憲法』

・行政法:百選、櫻井敬子・橋本博之『行政法』、曽根俊文・金子正史編『事例研究行政法』、大貫裕之・土田伸也『行政法事案解析の作法』

・民法:百選、佐久間毅『民法の基礎(1)総則』『同(2)物権』、道垣内弘人『担保物権法』、潮見佳男『プラクティス債権総論』、潮見佳男『基本講義債権各論Ⅰ』『同Ⅱ』、高橋朋子他『民法7親族・相続』

・会社法:百選、伊藤靖史他『会社法(LEGAL QUEST)』、江頭憲治郎『株式会社法』、『類型別会社訴訟Ⅰ』『同Ⅱ』、前田雅弘他『会社法事例演習教材』

・民事訴訟法:百選、伊藤眞『民事訴訟法』、高橋宏志『重点講義民事訴訟法』、三木浩一・山本和彦『ロースクール民事訴訟法』

・刑法:前田雅英『最新重要判例250』、大谷實『刑法講義総論』『同各論』、刑法事例演習教材

・刑事訴訟法:百選、古江頼隆『事例演習刑事訴訟法』

・労働法:労働判例インデックス、土田道夫他『ケースブック労働法』、野川忍『新訂労働法』

 
 

5 論文の勉強方法

 法科大学院の現役生は、授業の予習・復習・課題に追われ、なかなか授業以外の勉強をすることが難しいかもしれません。私は、受験生がよく使用している有名な演習書を使った授業を中心に履修することで、必要な単位をとりながら司法試験に向けた勉強をしていました。現役生には、授業を上手く利用して1回目で合格することを目指してほしいと思います。
 毎日勉強を続けていれば、ときに勉強が辛いと思うことも、勉強する気が全くわいてこないときもあります。そのようなときは無理に勉強しても何も頭に入ってこないので、適度な息抜きが大切です。また、体調を崩して何日も勉強できない日を作ってしまわないように、日々の体調管理も大切です。受験生の皆さん、合格目指して頑張ってください。

以上
(H28.11.10執筆)