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合格体験記 私の司法試験合格法

高橋 佑典

 

1 簡単な経歴、法曹志望の動機

2013年3月 土佐高校    卒業
2013年4月 明治大学法学部 入学
2017年3月 同上      卒業
2017年4月 中央大学法務研究科 入学
2019年3月 同上 卒業

 
 私が法曹を目指そうと思ったのは、高校二年生の頃、親族が知人から詐欺に遭うというショッキングな事件が発生したからです。その話を打ち明けられた後、この事件の法的な結論がどうなるか知りたいと思い当時通っていた図書館で民法の本を読んでみた際に法律は難しそうだが論理的で面白い学問であると興味を抱きました。その当時他に志望する学部もなかったことも相まって法学部に入学して弁護士になり、万が一家族に法的トラブルが降りかかった際には手助けをしたいと考えて弁護士を目指しました。
 

2 短答式の勉強方法

 私は受験生の期間ずっとアルバイトをしていました。アルバイトの休憩時間や通勤時間などに電車で辰巳法律研究所から出版されている、「短答パーフェクト」を何周も解いていました。
 3週目を回す頃には知識をある程度長期記憶として定着させたかったため、1週目はキチンと問題を解いて解説を参照して重要なキーワードにラインマーカーで印をつける方法をとっていました。
 2週目からは電車での通勤通学の合間に流し読むスタイルにしてもう1度解きたい問題や間違った問題は問題ページの右上に記入しておきました(ア△ウ×等)。

 3週目以降は印のつけてあった、もう一度解きたい問題などをメインに問題集を回すようになりました。
 この段階になると問題集を一冊回すのにも大して時間を要しなくなるため短答の勉強が苦ではなくなります。
 本試験の直前に知識の確認が出来るように引っ掛かりやすい肢などを手書きでまとめた紙も準備しておくべきでしょう。私の場合は各科目ルーズリーフ表裏で2枚程度を準備して休み時間はそればかりを読んで知識の確認をしていました。

 

3 論文式の勉強方法

 私は2度目の司法試験で合格しています。1度目は論文がダメで不合格となりました。
 1度目、論文式試験に失敗した原因は明らかに演習不足が理由でした。知識のインプット量は1度目でも足りていた(気がする)のですが、知識を整理して頭の中で上手く組み立てる力が他の受験生に比べて弱かったと思いました。
 論文式試験は厳しい時間制限の中で問題文を読み、答案構成をして答案用紙に書かなければなりません。そして1番時間がかかるのは答案の骨子を決める答案構成の時間です。
 普段から過去問をきちんと時間を計りながら演習をしている受験生とそうでない受験生との間には答案作成に要する時間がかなり違ってきます。
 答案構成にかかる時間が少なくなると自分なりの結論を紙に起こす時間が増え、細かい事実なども拾って評価するなどでき、得点に直結します。逆に答案構成に時間がかかりすぎると他の受験生が書いていることも十分に書けず、最悪の場合途中答案となってしまいます。
 私は1度目の試験に落ちた後、インプット型の勉強からアウトプット中心の勉強に切り替えました。そのような勉強を3ヶ月程すれば問題文を読んでから構成を終えるまでに要する時間が減り、また演習したことのある問題と同じ論点や類似の論点が出た際の処理を正確に出来るようになりました。
 1度目直前に受けた模試では論文式試験で思うような成績が出ませんでしたが、2度目直前の模試ではある程度の結果を出すことが出来ていました。
 論文式試験は演習に時間がかかるので気が重く取り掛かり辛いですが、一つ得意科目を作って演習を繰り返していくうちに他の科目もそこまで気が重くなくなるので、腰が重いという方は60分スケールの問題でも良いので得意科目の演習から始めてみてください。

 

4 学習面以外について

 司法試験の勉強は精神的につらいと感じることが多々あります。
 勉強時間を確保することは重要ですが、勉強以外にもリフレッシュできる趣味を持ち、頭をリフレッシュさせることで勉強を無理なく継続できると考えています。
 私は大学の頃からスポーツジムで筋トレをすることが好きでした。大学院に進学した後も授業とバイトと勉強の合間にリフレッシュさせるために週2,3回はジムに行っていました。
 今日は勉強がうまく捗らないと感じた日は早めに勉強を切り上げてジムで汗を流してリフレッシュした後、家でもう少し勉強するか、という気持ちになったこともよくありました。
 ジムでなくとも散歩やジョギングも手軽に始められるので、自分なりのリフレッシュ手段を確保しておくことは長い受験勉強の中で重要となると考えています。
 

以上

 

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