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明治大学法曹会 ご挨拶

会長のご挨拶

kuroki 法曹会会員の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。コロナとの関わりは3年目となり、さぞかしご苦労をされていることと存じます。
 法曹会総会は、令和3年6月30日に初めてオンライン方式で開催され、会員皆様のご協力によりすべての議案が承認されました。本年度は役員改選の年でありましたが、会長は私田中等が再選され、また、事務局長に光前幸一弁護士、事務局次長に山﨑倫樹弁護士が就任いたしました。2年間の任期を頑張って務めますのでご協力のほどよろしくお願いいたします。
 今年度もコロナのため、総会後の懇親会、司法試験に関与されている大学関係者との本音を語る懇談会、司法試験合格者の合格祝賀会は、いずれも実施することが出来ず大変残念に思っております。合格祝賀会の代わりに昨年同様「オンラインによる交歓会」を大学との共催で実施しましたが、合格者の歓びの声、恩師への感謝の発言、教職員の安堵した言葉など有意義な時間を共有することが出来ました。
 明治大学法科大学院の令和3年度司法試験合格者数は22名、合格率は21.6パーセントでした。22名の内6名は5年目となる平成28年に法科大学院を修了した方であり本当によく頑張ってくれたと思っております。
 明治大学法科大学院の定員は当初200名でしたが、平成26年に170名、平成28年に120名、平成30年には40名となり、合格者は1年に40名以上にはならない計算になります。200名時代の教育のままで良いのか。教育方法をどのようにすべきか。真剣に考え、実行していかなければならない時期と思います。40名の院生を大切に合格への道を示し誘導しなければなりません。司法試験合格には、特別な頭の良さが求められる訳ではなくごく普通であれば良いのであり、ただ合格するためのコツを身につける時間と忍耐強い努力が必要なのです。法曹会の皆様、指導者の皆様はできるだけ早い時期により適切な教育をするため、どうすべきか考えてみませんか。
 

 令和4年5月
明治大学法曹会  
会長 田中 等