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明治大学法務研究所出身者の平成27年度司法試験合格率は28%です。


 明治大学法曹会がその設立を強力に推し進め、また、明治大学法曹会若手会員が講師となりその運営を積極的に支援している明治大学法務研究所出身者の平成27年度司法試験合格率が明らかになりました。全受講生80名の内,択一合格者は57名,論文合格者は23名でした。択一合格率は71%,論文合格率は28%を越えました。いずれも全受験生平均である択一合格率66%,論文合格率23%を凌ぐものです。
 
 法務研究所とは、明治大学により平成26年10月に設立された前年度司法試験に惜しくも不合格となった明治大学法科大学院修了生を対象として司法試験合格を支援する組織です。法務研究所では、論述能力アップ講座という名称で答案練習会を行っています。この講座は、5名の受講生を一班として編成し、年末年始のわずかな期間を除き10月から翌年の2月まで、毎週、司法試験の過去問を素材に答練、解説及び明治大学法曹会所属の若手会員が指導員となる答案ゼミを実施して、司法試験の合格答案とは如何なるものであるかを受講生が具体的にイメージできるようになるまで徹底的に指導し,合格を目指すカリキュラムです。そして、出席状況不良の受講生は参加資格を剥奪されるというきわめて緊張感のある状態で運営がなされています。これは、いわば、明治大学法制研究所旧5研究室が行っていた受験指導である答案ゼミの再現と言っても良いものです。法務研究所が成果を挙げているという事実は,明治大学法科大学院出身者の司法試験合格率及び合格者数の向上には受験指導が必要であることを示すものです。
 
 明治大学法曹会は,今後も明治大学法科大学院の合格率及び合格者数の向上のため,明治大学を全面的に支援していきます。