明治大学法曹会 長野県弁護士会の紹介
1.まずは,自己紹介から
私は,長野県弁護士会所属の中嶌知文と申します。昭和62年に明大法学部を卒業し,平成7年から長野市にて,勤務弁護士として活動した後,平成10年に独立しました。配偶者の実香弁護士も,明大法学部を卒業し,平成8年から長野市にて,勤務弁護士として活動した後,平成11年から,私と共に,共同事務所を営んでおります。
司法試験に合格するまでは,特別法科研究室(とっけん)に夫婦で在籍していたこともあり,明大法曹会及び明大の教員には,先輩後輩や友人も多く,私どもの仲人も,元理事長兼学長の納谷廣美先生になっていただいております。
2.長野県弁護士会の紹介
長野県弁護士会は,平成26年1月6日現在で,227名の弁護士が登録しておりますが,その中で,明大及び明大ロースクールの卒業生は,約18名と把握しております。別紙に,その名簿を掲載しましたので,ご参照ください。
また,平成24年11月に赴任された長野地方裁判所・家庭裁判所の石井忠雄所長も明大法学部卒業です。
残念ですが,明大法曹会長野支部的な集まりは特に設けておりません。ただ,長野県弁護士会は,委員会活動が非常に活発な単位会の一つですので,委員会等で明大法曹会員の先生方とお会いすると,昔話に花が咲くこともしばしばです。
3.私の見る長野県弁護士会の明大法曹会員の特徴
あくまで私見ですが,長野県弁護士会の明大法曹会員の特徴は,一言でいいますと,ぼくとつな人柄で芯がしっかりしている人物が多いということです。派手さはありませんが,仕事は,確実に遂行するタイプです。
また,私の司法修習生時代にも,良く言われていたことですが,明大法曹会員は,法律の基礎力がしっかりしているという特徴が挙げられます。これは伝統的に,法律を独学で学ぶというよりは,先輩・同僚・後輩らと議論し,書面を書き,共に考え抜くという修学体制に起因するものと思います。
4.最後に,明大の伝統である,「前へ」の精神は,長野県弁護士会の明大法曹会員にも,強く根付いております。
弁護士会の役員,県市町村の公職,会社や組織・団体等の顧問に多数の会員が就任して,活躍していることはもとより,新しい分野,例えば超高齢社会への対応,複雑・高度化している消費者問題,事業再生,民事介入暴力,ロースクールの教員等々の分野で,リーダーシップをとって,コツコツと道なき道を切り開いている明大法曹会員が長野にもいることもお伝えして紹介とさせていただきます。