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明治大学法曹会 栃木県弁護士会の紹介

栃木県弁護士会は、会員数が約200名の、いわゆる中規模会です。 会員の年齢構成としては、他の会と同様、近年は若手会員が大幅に増加しています。
栃木県の裁判所は、宇都宮地・家裁の本庁のほか、支部が栃木・足利・大田原・真岡の4カ所、独立簡裁が小山にあります。各会員の所在は、宇都宮本庁がもっとも多くなっていますが、近年、支部で開業(即独含む)する会員が増加してきています。そのため、いわゆる過疎地域は、県内にはなくなりました。
 
弁護士会の会務については、大分改善されたものの、未だ一部の会員に負担が集中する「多重会務状態」が見られます。むしろ、会員増加による副産物として、一部の会員への負担の集中が顕著になっているようにも思われます。
 
弁護士業務としては、民事事件では個人や中小企業を依頼者とする一般民事案件がほとんどの会員の主な業務であり、知財事件などの専門性の高い事件に接することはそれほどありません。また、離婚や相続などの家事事件、クレサラなどの債務整理案件もほとんどの会員が数多く手掛けています。また、裁判所は若手会員に対しても、登録後早い段階で破産管財人に選任することが多く、若手会員が経験を積むチャンスは豊富です。また、刑事事件については、若手会員も裁判員裁判など重大事件を担当する機会が比較的多いものと思われます。
もっとも、近年の急激な会員増加により、刑事国選事件や破産管財人などの仕事の配点が年々減少している状況です。
 
明治出身者(大学、ロースクールを含む)は10名程度おり、現時点では特に集まったり活動したりと言うことはありませんが、やはり先輩・後輩という関係から、仕事や会務などで相互に助け合ったりすることもあります。