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明治大学法曹会 仙台弁護士会の紹介

1. はじめに

仙台弁護士会所属の岩田摩美子と申します。
平成10年に明治大学法学部を卒業した後、平成16年4月に司法研修所に入所(第58期)、平成17年10月に東京弁護士会に入会し、弁護士登録をいたしました。
就職活動では、思うように就職先が見つからず 苦労しましたが、司法試験を受験した頃からお世話になっていた明大法曹会出身の先輩のご紹介で、当時、所属弁護士全員が明大法曹会出身者で構成されていた事務所に入所させていただくことができました。明大出身者であることを大変心強く思いました。
その後、平成22年3月に事務所を退所、同年7月に仙台弁護士会に登録替えをし、現在の事務所を開設しました。
 

2.仙台弁護士会の紹介

仙台弁護士会は、仙台地方裁判所が管轄する地域である宮城県内に事務所を有する弁護士によって構成される弁護士会であり、平成26年7月11日現在、406名の弁護士が登録しています。私が仙台で司法修習をしていた平成16年当時、仙台弁護士会には200数十名が登録していたように記憶していますので、10年程で2倍近くの人数になりました。なお、仙台地方裁判所は、裁判所本庁及び5つの裁判所支部(古川、石巻、大河原、登米、気仙沼)により構成されています。
仙台は、東北地方にありながら、東北の他の地域と比べて積雪が少なく、夏は関東地方ほど気温が上がりません。また、仙台市街では、仙台七夕祭りをはじめ、年間を通じて様々なイベントが催され、街に活気があふれているため、程良く都会でありながら、中心街から自動車で30分程の場所には緑に囲まれた温泉地がある等、都会と田舎のバランスが絶妙な大変住みやすい場所です。そのような街が持つ魅力もあり、今後も仙台弁護士会の新規登録者は増える傾向にあるのではないかと思っています。
 

3.明大法曹会出身の弁護士

私が把握している明大法曹会会員は全会員中25名程度ですが、実際には、もう少しいらっしゃると思います。私が仙台弁護士会に登録替えした当時から、仙台弁護士会には明大出身者が多いという印象を持っていました。明大法曹会出身の弁護士には、本業では、専門分野を持って全国の弁護士から尊敬される仕事をされている方もいらっしゃいます。また、本業だけではなく、弁護士会の会務活動にも積極的に参加されており、平成26年度の当会会長は、明大法曹会出身者です。
明大法曹会の活動としては、年に1度程度、懇親会を開催しています。この懇親会は、弁護士だけではなく、明大法曹会出身の検察官や裁判官、その年に仙台地方裁判所に配属された明大法曹会所属の修習生が集うものです。明大法曹会出身者には、他の大学出身者にはなかなか見られない結束の固さや面倒見の良さがあると思います。私自身、仙台弁護士会に登録して暫くの間、なかなか事件を受任することができませんでした。そうした中、後輩を気の毒に思ってくれたのか、それまでほとんど面識のなかった明大法曹会の大先輩が仕事を回してくださり、なんとかここまで事務所を続けています。ここでも明大法曹会出身の先生方の面倒見の良さを痛感しました。
 

4.おわりに

明治大学を卒業してから時間が経ち、働いている場所も大学の所在地から遠く離れてはいますが、明治大学で育まれた仲間意識や志は、仙台にも根付いています。