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合格体験記 私の司法試験合格法

村上 鷹平

 

1 経歴

2015年 明治学院大学法学部法律学科 卒業
2017年 明治大学法科大学院(既修者)修了
2017年 司法試験合格
 中学生のころから法律に関する仕事がしてみたいという憧れがあり、大学生のときに、弁護士など法曹を具体的に目指しました。

 

2 短答式の勉強方法

 私は、以下のように3科目の勉強を進めていきました。
 大学が受験させてくださったTKCの模擬試験は、自分の勉強が正しいかどうか確認するいい機会となりました。
 
○憲法

・人権について
 法科大学院2年生のとき、必修科目である憲法演習で沢山の判例に触れました。その際、判例の文言を覚えるのではなく、最高裁は、どのような考え方をしているか(例えば、何条の問題にしているか、憲法上の権利として認めているか否か……など)、という点に意識して判例の読み込みをしました。これにより、判例の細かな文言を覚えることなく、選択肢を見たときに、判例の考え方と整合しているか、という観点のみでほとんどの選択肢の正誤を判断することができるようになりました。
 
・統治について
 意識して、条文を読むようにしました。問題集(選択肢別)の物を用いて、間違えたら付箋をつけて、条文を確認し、しばらくしたらまたチェックするなどして繰り返して間違えを減らすようにしました。

 
○刑法

 基本的に、論文知識で対応するようにしました。論文知識で対応できない犯罪(例えば、往来に関する犯罪)などは、教科書をサラッとよみ、過去問でどのように問われているかをチェックするようにしました。

 
○民法

 過去問を用いつつ、出てきた条文で知らなかったもの、対比すべきものを判例六法にチェックしました。また、理解が足りてない分野については、教科書に立ち返って理解するように努めました。なお、民法は、短答で問われた知識が論文で問われたりするので、論文を意識して勉強することをオススメいたします。

  

3 論文の勉強方法

 論文式試験で重要なのは、①論文のルールを守り、文法、言葉遣いに気を付けること、②問題文をよくよみ素直に答えることだとおもいます。
 ①は、どんなに自分が問題点を理解し、当てはめができているつもりでも、正しく表現できなければ、自分の理解等をつたえることができません。読み手に伝わらなければ、いくら書いても無意味になってしまうおそれがあるということです。これは、他の人に答案を見てもらうことによって気づけると思います。
 ②は、意外に多くてビックリするのですが、問題文をきちんと読まない人がいます(これは、受験新報に書いてあったことなので、私の周りの方だけでなく、受験生全体的にそういう方がいるのでしょう)。そして、問題文には、いわゆる「誘導」がありますので、素直にこの誘導に乗りましょう。
 これらを意識しつつ、過去問や問題集を解くといいと思います。

 

4 その他

 司法試験を合格するための近道は、苦手を作らないこと、苦手ができてしまったら克服するように努力することであると思います(上位合格を目指している方はもうワンステップ上をめざす必要がある)。また、問題を一度解いて、わかった気にならずに、やり直しを積極的に取り組んでほしいとおもいます。私は、同じ問題を5回やり直したことがあります…。
 これから司法試験合格を目指す方は、色々大変なことがあると思います。ただ、試験で要求されている知識、技能が何なのかがなんとなくでも分かれば、やるべきことが見えてくる(=限られてくる)はずです。がむしゃらにやることも時には必要ですが、常に「何のために勉強し、この知識はどのように使えるのか」を意識して勉強してください。

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