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合格体験記 私の予備試験合格法

小野澤祐大
2024年 明治大学法学部卒業

 

Ⅰ 経歴・予備試験志望の動機

 自分は大学1年の秋あたりに予備試験受験を考え始めました。その動機は2つあります。1つ目は、あまりいい動機ではありませんが、コロナが蔓延しており、あまり外出等ができなかったこともあり、暇だったので予備試験の勉強を始めようと考え始めました。この動機は不純かもしれませんが、ピンチはチャンスという言葉は本当なんだなということを体感できました。2つ目は1年の春学期の大学の憲法・刑法・民法の授業がおもしろく、法律の学習が楽しいと感じたからです。実際、法律の勉強が楽しいことは最後の最後まで自分のモチベーション維持につながったと考えています。
 

Ⅱ 短答式試験の勉強法

 短答は主に過去問を周回する方法により勉強しました。具体的には、肢の理由も正確に理解し正解出来たら〇を、それ以外の場合には×をうって、2週連続で〇が付いた場合は、理解したものとみなし、3週目以降は当該問題を飛ばし、対象を徐々に限定していきました。また、条文の多い民法と商法については択一六法に知識を一元化し、類似の制度間で頭が混乱しないように工夫していました。

 

Ⅲ 論文試験の勉強法

 論文は主に短文事例問題集の周回と過去問対策そして論証の暗記を行いました。短文事例問題集については予備校の物ですが、ほとんどの科目で7周ほど行いました。これは、論証が瞬時に出てくるか、事案に覚えた論証を的確に適用できるか、条文や原理原則から考えられているかという点を中心にアウトプットしながらインプットをするというイメージで取り組みました。過去問対策については、直近7年分のすべての科目を起案しました。ここでは知識というよりは時間配分や答案戦略などの実践面を中心に確認しました。また、ただ書いて終わりではなく、ネットに落ちている再現答案と自分の答案を比較し、合格答案の相場観の把握に努めました。論証暗記については、短文事例問題集で瞬時に出てこなかったものを中心に確認しました。

 

Ⅳ 口述試験勉強法

 口述式試験は主に基本書で要件事実の確認、刑法の基礎的な犯罪の論点、刑訴の手続き分野を中心に学習しました。もっとも、本番の民事系では、要件事実の部分が一切聞かれず、短答知識を中心に聞かれたので、短答の過去問についても学習するとよいと思います。また、本番の形式になれるために、口述模試を受けたり、昨年の合格者とロープレを行うなどして、耳で聞いて知識を絞り出す訓練を重ねました。

 

Ⅴ 受験生へ

 予備試験は、3%という合格率から、過剰にハードルが高くみられがちです。確かに、基礎力が少しでも欠けていれば合格は難しいと思います。しかし、逆に言えば、基礎力をしっかりと担保すれば、合格可能性は高くなると感じます。なので、ハードルを高く設定しすぎず、基礎を確実なものにするという意識を持っていただきたいです。また、論文のA答案のハードルはあまり高くない(刑事系を除く)ことを理解するためにも、合格答案を分析することもおすすめです。そうすれば、おのずと基礎を確実なものにすれば十分だということを理解できると思います。一方短答についてはなめられがちですが、油断すると簡単に落ちるので、少しハードルを高く設定することをお勧めします。

 

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