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合格体験記 私の司法試験合格法

K.O.
明治大学法学部法律学科
2022年卒業

1 経歴・法曹志望の動機

 2018年 明治大学法学部法律学科 入学
 2022年 明治大学法学部法律学科 卒業
 2022年 一橋大学法科大学院(既修)入学
 2023年 司法試験合格(短答139位、論文362位、総合303位)
 
 小学生の頃にテレビドラマ「HERO」を視聴して検察官に憧れて法曹を志望するようになりました。
 

2 短答式の勉強法

 辰巳法律研究所から出版されている『肢別本』を星マーク、司法試験の過去問、予備試験の過去問、旧司法試験の過去問、オリジナル問題の順で優先順位をつけて周回しました。問題の隣に正解した場合は○、不正解は×、正解したけど悩んだもの、理由づけが間違っていたものには△をつけて○が二つついた問題は飛ばしていきました。問題を解き解説を読む際にはめんどうくさくても条文を引くようにはしていました。
 民法に関しては改正があった条文を素読しました。

 

3 論文式の勉強方法

 問題演習としては、司法試験の過去問、司法試験に出題のない重要論点が出題された予備試験の過去問をメインに使っていました。やり方としては、ネットに挙がっていた予備校の講師の付けた年度別の重要度を参考にし、完全に起案するもの、答案構成に留めるもの、問題を読んで参考答案等を読むだけのものに分けてやりました。民事訴訟法に関しては、過去問の他にロジカル演習民事訴訟法を使っていました。
 論点レベルでの勉強は、主に辰巳法律研究所から出版されている趣旨規範ハンドブックを使っていました。趣旨規範ハンドブックには問題演習などを通じて気づいたこと、司法試験の採点実感に書かれていたことで自分に当てはまると思ったことを書き込んでいました。趣旨規範ハンドブックの使い方としては、重要論点がなぜ論点となるのか、理由づけは何か、規範は何か、当てはめはどうするかを考えながら読んでいました。
 直前期にはTKC模試を受講しました。また友達に辰巳法律研究所の模試を受講した人がいたので問題を見せてもらいました。

 

4 その他合格に役に立つと考えている方法

 人によるとも思いますが、論文を書くことに慣れるまでは、実際に書いてみることがいいと思います。その際には出来上がったものの評価が自分では図りかねることもあると思いますが、可能であれば合格者、そうでなくとも誰かに読んでもらって参考程度に感想をもらうのがいいと思います。短答については、繰り返し問題をやっていれば勝手に点が取れるようになると思います。

以上

 

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