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Home > 司法試験合格体験記・予備試験合格体験記 > 山田 健太郎(予備試験)

合格体験記 私の予備試験合格法

山田 健太郎

2012年3月 明治大学附属明治高等学校卒業
2012年4月 明治大学法学部法律学科入学
2015年3月 同学部学科早期卒業
2015年4月 東京大学法科大学院(既修)入学
2015年11月 司法試験予備試験合格
(短答式59位、論文式9位、口述式21位)
2016年9月 司法試験合格

 

1 予備試験を受験しようと思ったきっかけ

 大学を卒業する直前の1月に、そろそろ自分も受験勉強に本腰を入れないといけないなと考えるようになりました。これが、予備試験を受験したきっかけだったと思います。
 
 

2 短答式の勉強方法

⑴ 具体的な勉強内容

 まず、私は、辰巳の短答マスターパーフェクトを7科目分演習しました。
 私がとった演習方法は、上記の問題集を分野別(例えば、民法だったら、意思表示→代理→(中略)→時効)に解き、解説を読み込むというものでした。この作業の中で、分野ごとにどのような条文・判例の知識が問われる傾向にあるのか整理しました。
 その上で、間違ってしまった問題については、間違った原因を分析するように心がけ、必要に応じて判例六法の該当箇所にマーカーを引き、定期的に判例六法を読み返すことで復習していました。
 上記の作業が終わった後、辰巳の短答模試を受験し、特に正答率の低い科目や分野について、肢別本で集中的に勉強した上で、試験本番に臨みました。
 一般教養科目については、模試の成績等から、最低でも30点以上は取れそうだったので、何も勉強しませんでした。
 このように、私が年度別ではなく分野別での演習にこだわったのは、各分野ごとに頻出する条文判例を割り出し、短答式試験に必要な最低限の知識に絞って暗記しようと考えていたためです。

⑵ 司法試験との対比

 司法試験短答式は、科目数が少なく、各科目について細かな知識が要求される点が予備試験と大きく異なると思います。
 このような違いがある以上、司法試験の短答式で高順位を狙う場合、全科目について、細かく肢別本や判例六法を用いて網羅的に勉強し、各分野のポイントを細かく押さえておくのが望ましいと思います。

 

3 その他合格に役立つと考えている方法

⑴ 具体的な勉強内容

 まず、法科大学院入試終了後から、法科大学院入学までは、辰巳の予備試験答練の問題を、参考書や模範答案を読みながら、書くという勉強をしていました。これ以外に論文の勉強はしていなかったと思います。
 この作業をする際に特に注意していたのは、自分なりの構成・表現で参考答案や上位答案を意識した答案、論証を作成することおよび作成した論証のうちどこが核となる理由付けなのかを意識しながら定期的に作成した論証のリストを読み返すよう習慣づけることでした。
 上記のような点に特に注意を払ったのは、本番の問題に柔軟に対応出来るようにしたかったためです。私は、暗記だけに偏るのではなく、書き方の大枠や解釈論の要点だけを覚えて、ある程度現場で考えながら答案を作成した方が、より的確な解答を作成できるのではないかと考えていました。
 法科大学院入学後は、主に法科大学院の授業の復習に時間を使いつつ、法科大学院の講義で取り扱った論点についての論証の修正、再現答案を使った答案の書き方の大雑把な確認などを行っていました。

⑵ 司法試験との違い

 予備試験と司法試験の主な違いは、問題文の量や、出題趣旨・採点実感を通じて書き方を身につけられることにあると思っています。
 こうした違いに対応できるようになるためには、おそらく、出題趣旨・採点実感・再現答案の分析など誰もがしているような標準的な勉強をするとよいのではないかと思います。

 

4 口述式試験

 法科大学院の自習室や電車の中で誰もが使っているような参考書を読んでいただけで、特別な勉強をしたことは無かったと思います。これは、何をどのように勉強するべきなのか分からなかったことから、これまで勉強してきたことを復習するのが最も無難だと判断したためです。
 演習については、伊藤塾の口述模試を受験しただけで、それ以上特に演習をすることはありませんでした。口述模試を1回しか受けていないのは、口述模試の予約を失念したためです。
 

5 最後に

 予備試験ルートによる早期合格を目指されている方が多いとは思いますが、自分が将来どのような法曹になりたいのか、将来の進路との関係で予備試験を受けることにどういった意味を見いだすのか、しっかりと考えた上で本当に予備試験合格を目指すのかどうか慎重に考えてみるべきだと思います。

以上