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合格体験記 私の司法試験合格法

島田 浩幸

平成23年(2013年)明治法学部卒業
平成25年(2013年)早稲田大学法科大学院卒業
同年司法試験合格 司法研修所67期

1 はじめに

 今回、合格体験記を執筆する機会をいただき、ありがとうございます。私は、平成25年度の司法試験に合格し、司法修習の期は67期で、弁護士3年目になります。私の、経験が受験生の皆様のお役に立てればとの思いで執筆させていただきました。

  

2 明治大学法学部法律学科への入学から大学卒業まで

 私は、平成18年4月に明治大学法学部法律学科に入学しました。そして、大学1年・2年生のときに、周りの友人が、司法試験受験を目指していたこともあって、辰巳法律研究所の講座(民法・刑法・憲法、民訴法、刑訴法、商法)を受講していました。

 法学部の授業も毎回出席していました。ちなみに、法曹を目指される方は、司法試験予備校の講座を重視される傾向にありますが、学部の授業は貴重なものですので、決して欠席せずに積極的に参加してほしいと思います。

 大学3年生の頃、いよいよ進路を決めることになりました。当時、新司法試験によって合格者が増え、弁護士になっても就職先がないなど暗い話題が多かったので、私は法科大学院に行くことに消極的でした。そこで、民間企業への就職活動をして、企業の面接を何社も受けましたが、やりたいことがはっきりしないし、法曹に対する漠然とした憧れも捨てきれず、もう少し司法試験の勉強を本格的にやってみようと思うようになりました。

 大学4年生になって、周りの友人は就職活動や法科大学院への進学の勉強を進めるなか、私は、「今年は勉強に専念して、来年(平成22年)が旧司法試験の最後だから、それを受けてダメなら司法試験は諦めよう。」と思いました。もっとも、学生の身分を失うのも嫌だなという気持ちがあったので、4年生の後期を休学し翌年の後期から復学するという作戦を立てました。これによって、1年間みっちり勉強できるだろうと考えたからです。
 そして、いざ受験勉強をはじめて、一生懸命勉強をしたのですが、平成22年の旧司法試験には不合格でした。
 この時点で、就職活動など他の選択も考えられたのですが、司法試験にまだ未練があったので、法科大学院の勉強を始め、その年の受験で、明治大学と早稲田大学の既修者コースに合格し、早稲田大学の法科大学院へ進学することになりました。

  

3 大学院入学から司法試験受験まで

 法科大学院ではソクラテスメソッドで質疑応答の授業をするので、最初は狼狽えていましたが、慣れてくれば、なんてことはありませんでした(なので、これから進学なされる方も不安に思わないでください。)。
 早稲田のロースクールは、教授陣はもちろん、生徒の実力が非常に高いので、発言を聞いてるだけでもとても勉強になりました。また、私は友人4人でゼミを組んで、定期試験の問題や司法試験の過去問を解いたりして、議論していたので、このゼミの効果は大きかったと思います(なので、ゼミを組んでいない人は、是非ゼミを組んで勉強してください。)。

 司法試験直前は、短答と論文の問題を毎日解いていました。具体的な勉強方法などは後述しますが、規則正しい生活で、勉強をすることが大事だと思います。

  

4 司法試験受験から合格発表まで

 司法試験当日は、緊張感もありましたが、私は不思議と落ちる気はしなかったので、合格するために必要なことをやっていると思いながら、問題を解いていました。司法試験の期間中は、帰宅してもできるだけ勉強せず、早く寝て次の日に備えることに努めていました。

 平成25年9月10日に合格発表となり、法務省の掲示板に見に行くと、自分の番号を発見しました。それを見つけた瞬間はさすがに興奮し、近くにいた友人に携帯で記念撮影をしてもらいました。そして、すぐに母親に受かったことを伝え、母も大変喜んでいたようなので、良かったなと思いました。

 

5 勉強方法など

 直前期は、①民法・民訴法、②会社法、倒産法、③刑法、刑訴法、④憲法、行政法のサイクルで毎日勉強していました(4日間で1サイクルになります。)好きな科目や苦手な科目ばかり勉強していると偏りができてしまうので、サイクルを作って勉強するのがよいと思います。

 使っていた教科書や参考書はたくさんありますが、基本的には、判例百選、肢別本、司法試験の過去問で十分です。とりわけ、受験生の中には、論文が苦手という人がいますが、多くの人は基本的な知識が足りていないので、まずは短答合格レベルの知識を身に着けてください。

 

6 最後に

 司法試験受験は辛いイメージがありますが、私はとても楽しく勉強していました。それは、支えてくれた家族や友人がいたからこそだと思います。ですので、受験生の皆様もぜひ、支えてくれる方々に感謝しつつ、楽しく勉強していただければと思います。