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合格体験記 私の司法試験合格法

澁谷 彰平

2015年 明治大学法科大学院卒業

1 簡単な経歴、法曹志望の動機

 私は、日本の高校を卒業後、アメリカの4年制大学に進学しました。大学では経営学を専攻し、法律の勉強を始めたのは法科大学院に入学してからだったので、いわゆる。
 法科大学院卒業後の2015年に、一回目の司法試験を受験しましたが、圧倒的に勉強時間が足りなかったため、短答式試験で不合格となってしまいました。
 その後一年間、不足していた知識を徹底的に補い、2016年の2回目の司法試験で無事合格することができました。

  

2 短答式の勉強方法

 私は在学中、主に友達とのゼミ等で論文の勉強を行っていました。他方、在学中は短答式の勉強が疎かとなり、その結果、1回目の司法試験では短答式の足切り点数に数点及ばずに、不合格となってしまいました。
 短答式の足切りという結果を踏まえて、私は2回目の試験までに徹底的に短答式の勉強をしました。その結果、2回目の司法試験では短答式で150点を取ることができました。
 私が1回目の試験から2回目の試験に向けて行った短答式の勉強方法は、各種予備校が出版している肢別問題集を丁寧に解くことです。
具体的には、最初に各科目の一分野の問題(例えば、民法であれば「第○章 代理」など)を一通り解いた後に丸つけをして、その後基本書の該当部分を通読します。さらに、その日の帰宅前に再び同じ問題を解き、再び丸つけをします。そして、2回とも間違えた問題は、次の日の朝の電車で再び解く、といった方法を採りました。
 また、私は丸つけをした用紙は捨てずに保管していました。なぜならば、二周目、三周目に問題を解いた際に、再度一周目の自分の答えを見返すことによって、自分がまだよく理解していない部分を分析することができるからです。
上記の方法で肢別問題集を一周した後、二周目は朝に一分野の問題を解いて丸つけをして、帰宅する前に同じ問題を再び解き、帰りの電車で丸つけ及び解説を熟読するといった勉強方法を採っていました。
 また、予備校で行っている短答式の模擬試験も9月から受験し、自分の知識がどの程度向上したかの目安ともしていました。
 この勉強方法は、たしかにかなりの時間がかかりますが、確実に短答式試験の点数向上に繋がると思います。

  

3 論文の勉強方法

 私は、在学中から友人とゼミを組み、なるべく多くの起案を行い、他人の意見を聞くように心がけていました。このゼミでは、問題文や他人の答案を見て出てきた疑問点について率直かつ突っ込んだ議論を行いました。今考えると、このゼミで徹底的に議論を交わしたことにより、論理的思考能力や文章表現力が身に付いたと思います。
 一回目の試験終了後は、積極的に合格者の人や教授に自分の書いた答案を見てもらうようにしていました。そのため、合格者ゼミや法務研究所の論述能力アップ講座等を積極的に受講し、合格者の方々から様々なアドバイスをいただきました。様々なアドバイスをいただいた結果、自分に足りないのは定義や判例の判断基準等の基本的知識であると気付きました。その後は、論文のための基本的知識をつけるために、判例百選を読み込み、より多くの論文問題を答案構成だけしてみるといった勉強方法に切換えました。その結果、本番の試験においても、問題を読んで素早く論じなければいけない点を発見することができました。

  

4 その他

 司法試験に受かるための勉強は人それぞれ異なると思います。重要なのは、合格するためには現時点で自分は何が足りないのかを客観的に分析し、必要な勉強を必要な量行うことです。そのためには、教授や合格者の方々に自分の今の実力で書いた論文を積極的に見てもらい、指摘されたことを素直に受け止めることが必要だと思います。
 心が折れそうになることも何度もあるかと思いますが、合格者のほとんどの人はそれに耐えて勉強を続けた人達です。皆様の合格を心からお祈りしています。

 

以上