高橋 千穂 | 明治大学法曹会
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司法試験合格体験記 私の司法試験合格法

高橋 千穂

 

経歴

2012年4月 明治大学法学部法律学科 入学
2015年3月 明治大学法学部法律学科 卒業(早期卒業)
2015年4月 慶応義塾大学法科大学院 入学
2017年3月 慶応義塾大学法科大学院 修了
2017年9月 司法試験 合格

 
 

1 法曹志望の動機

 中学生の時に公民の授業で裁判の仕組みについて学び、法曹三者や法律に興味を持ち始めたのがきっかけです。高校在学中も裁判員制度や司法試験の受験資格、法科大学院制度について調べ、大学も法学部を志望しました。そして、明治大学法学部に進学し、司法試験への意識を高めていきました。
 

2 短答式の勉強方法

 まずは過去問検討をやるのが1番いいと思います。私は辰巳法律研究所の『短答過去問パーフェクト』を3回(間違えた問題は4回、5回)繰り返しやりました。その際、解説に百選の番号が書いてあれば百選で判例を確認し、知識として足りない部分は基本書で確認をしていました。特に憲法に関しては、過去問を解いて百選を確認するという勉強法が有効だったと感じています。司法試験本番3か月前からは法務省のホームページで過去問をダウンロードして、年度別に時間を計って解きました。
 また、六法を憲法・民法・刑法の科目ごとに分離して持ち運びやすいようにし、電車での移動時間などのちょっとした時間を使って条文を素読していました。憲法の統治や民法の家族法分野は条文を知っているだけで解ける問題も多いので、そのあたりを重点的に読んでいました。
 

3 論文の勉強方法

 論文対策としても、司法試験の過去問を解くのが1番よかったと感じています。私は、法科大学院3年生の夏頃から友達と時間を計って司法試験の過去問を解きました。書いた答案は友達と見せ合い、議論をしながら自分に足りない部分を補いました。実際に答案を書いて人に見てもらうというのはとても重要です。書くことで知識の正確性が欠けていることに気づくことができ、人に見てもらうことで、論理の飛躍や伝わりにくい表現にも気づくことができるからです。
 また、法科大学院3年の期末試験が終わった2月のはじめから司法試験本番直前まで毎日1通以上答案を書くことを続けました。直前期はどうしても知識の詰め込みに走りたくなりますが、論文試験は「書く」試験ですので、毎日少しでも書く練習はした方がいいと思います。
 

4 勉強以外について

 司法試験は合計5日間、1日数時間に及ぶ長丁場の試験ですので、体調管理は重要です。司法試験前に体調が悪くなり勉強できない日が続くと精神的にも参ってしまいます。私は、インフルエンザの予防接種をしたり、できるだけ睡眠時間を確保することで体調を崩さないように気を付けました。また、司法試験直前1週間くらいと司法試験本番5日間は消化にいいものを食べるように心掛けました(最終日の夜は焼肉を食べに行きました笑)。おかげで、司法試験本番は万全の体調で臨むことができました。
 

5 最後に

 司法試験は知識だけでは受かりません。問題を把握し、それを解決するための論理を組み立て、文章で表現する総合的な力が求められています。そして、この力はそう簡単に身につくものではありません。日々コツコツと積み重ねていくことが大切です。
 司法試験本番まで、不安や焦りを感じ、つらいと思うことも多々あると思います。私も司法試験前は不安でなかなか眠れなかったり、不合格になる夢を見たりしました。合格した今振り返ってみると、毎日朝から晩まで勉強する生活は、体力的にも精神的にもつらかったです。しかし、それと同時に法律を勉強する度に新たな発見があったり、友達と答案を書いて見せ合うことで理解を深めていく生活はとても充実し、楽しいものでした。つらさと楽しさ、この両方があったからこそ合格できたのだと思います。
 ぜひ、つらいときは周りに頼り、楽しむことを忘れずに続けていってください。
明治大学の後輩の皆さんが合格し、法曹として共に仕事ができる日を楽しみにしています。

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